バー初心者が戸惑いやすい「会計」問題
バーでの会計って、レストランとは少し違いますよね。いつ、どうやって「チェック(会計)」を頼むのか、スマートな支払い方やマナーまで、意外と知られていないのが現実です。
この記事では、バー初心者が安心して楽しめるように、「会計」にまつわる基本知識とちょっとしたコツを丁寧に解説していきます。
- バーの会計、タイミングはいつ?
- 「チェックをお願いします」のスマートな頼み方
- 会計方法の種類(現金・クレジットカード・電子マネー)
- チャージ料・お通し代とは?
- 会計でよくある疑問Q&A
1. バーの会計、タイミングはいつ?
多くのバーでは「キャッシュオン(その都度支払い)」ではなく、「退店時にまとめて会計」が基本です。
- バーテンダーが座席まで支払い金額を伝えにくる
- その場でバーテンダーへ現金を渡す
- バーテンダーは一度バックヤードへ戻り、お釣りや領収書を用意する
- 再び座席でお釣りや領収書を受け取る
というのがおおまかな流れとなります。
クレジットカードでの支払いの場合もこれと同じ流れとなります。
ただし、暗証番号入力が必要なため、決済端末までの移動が必要となるケースもあります。
タイミングのポイント:
- 飲み終わって「もう一杯いくか悩む」くらいのタイミングがベスト
- グラスが空いている時は、バーテンダーから「ドリンクはいかがですか?」と言われることもあるので、それに合わせるのもあり
※ 混雑しているバーでは、会計の準備に少し時間がかかることもあるので、早めの声かけがおすすめです。
2. 「チェックをお願いします」のスマートな頼み方
声をかけるタイミングや言い方で、スマートさが変わってきます。
基本の言い方
- 「チェックお願いします」
- 「お会計お願いします」
カウンター越しに、軽くアイコンタクトを添えると丁寧な印象に。
また、あまり大きな声を出さないよう、バーテンダーが近くに来てから伝えるとスマートです。
応用編
- 両手の人差し指を交差させて「×」を作ってもチェックの合図と認識してもらえる
- タイミングが合わない場合は、軽く手を挙げて合図してもOK
3. 会計方法の種類(現金・クレカ・電子マネー)
バーではクレジットカードが使える店も多いですが、必ずしも全店対応ではありません。
一方、電子マネーでの支払いも可能なお店が増えてきてはいますが、こちらも対応可能かはお店によります。
主な支払い方法
- 現金(王道・確実)
- クレジットカード(VISA, Master など)
- 電子マネー(交通系、PayPayなど)
注意点
- カード払いは暗証番号が必要です
- 明細は明示されず、金額だけ伝えられる場合もあります
4. チャージ料・お通し代とは?
多くのバーでは「チャージ(席料)」がかかります。
チャージ料の相場
- 一般的に 500円〜1,500円程度
- 内容:お通し+サービス料+空間利用料など
これは入店時点で発生するため、「何も頼んでないのに取られた」と思わないようにしましょう。
※チャージ料についてはこちらの記事でも説明しています。
5. 会計でよくある疑問Q&A
Q. カクテル1杯だけでもチャージ料はかかる?
A. 基本的にはかかります。ただし、ノーチャージの店も存在します。
Q. カード払いだと嫌がられる?
A. 基本的に問題ありませんが、少額会計のときは現金の方がスマートな印象を与えることも。
Q. 明細が出ない場合、確認できる?
A. 希望すれば提示してくれるお店も多いので、気になる場合は遠慮なく聞いてOK。
まとめ:会計もバーのマナーのひとつ
バーでの会計は「ただ払う」だけでなく、店やバーテンダーとの信頼関係にもつながる大切な所作の一部。
会計が終わった後は長居せずお店を出ましょう。もちろん、お店への感謝の一言も忘れずに。
スマートに、丁寧に。そんな姿勢が、大人の時間をより心地よいものにしてくれます。
初心者の方も、ぜひこの記事を参考に安心してバーの世界を楽しんでくださいね。
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