バーは大人のデートにぴったりの場所。でも初心者には少しハードルが高いと感じることもあるかもしれません。
この記事では、お店選びからマナー、会話のコツまで、デートでのバーのスマートな使い方のポイントを紹介します。
バーがデートに向いている点
・落ち着いた空間で会話がしやすい
・照明や音楽がムードを高める
・カウンター席で自然と距離が縮まる
バーがデートに向いている点は主に上記の3点です。
バーは居酒屋やファミリー層向けのレストランと違い、大人の落ち着いた空間であることが特徴です。
間接照明で浮かび上がったカウンターに、静かなジャズやクラシックなどが流れる店内。
ワイワイガヤガヤしておらず、大きな声を出さなくてもお互いの声をしっかり聞き取ることができます。
お互いが大きな声で話しながら、大声で笑いながら、ロマンチックなムードになれるでしょうか?
非日常的な空間で、静かなトーンで穏やかに会話を楽しむ…。こちらの方がきっとお互いの距離を縮めることができると思います。
また、カウンター席であることも大きなメリットです。
物理的な距離が近いことにより、自然と親密な雰囲気が生まれやすくなります。
また、スティンザー効果と呼ばれる心理学的な観点からも、横並びは協力的・友好的な関係になりやすいとされています。
お店選びのポイントは
- 静かすぎず、うるさすぎない雰囲気
- 初心者歓迎のお店(バーテンダーが親切、メニューが分かりやすい)
- 事前に口コミや雰囲気をチェックしておくと安心
騒がしい店内では、二人の会話もかき消されてしまいますが、あまりにも静かすぎるのも考えもの。
静かすぎる空間では、言葉を発するのにも緊張してしまいますよね。
また、常連さんが集うような本格派のバーは、行き慣れていないと敷居が高く感じることもあるので、デートで行くのは避けたほうが無難かと思います。
インターネットやSNSなどで、事前に口コミや雰囲気を調べておくと安心ですね。
※お店の選び方についてはこちらの記事でも紹介しています。
服装・身だしなみのポイント
- 清潔感が最重要(カジュアルすぎる格好は避ける)
- バーによってはドレスコードがあるので注意
- 香水や口臭にも配慮を(距離が近くなる場面が多いため)
服装については、バーのドレスコードというよりもデートコーデとして考えることが大切かと思います。
清潔感のある格好をすることにより、結果的にはほとんどのバーのドレスコードをクリアできると考えて問題ありません。(短パンやサンダルはNG、過度な露出は避ける など)。
※バーのドレスコードについてはこちらの記事でも解説しています。
また、バーは食べ物・飲み物を取り扱うお店でもあるので、香りの強い香水なども避ける方が無難です。
スマートなオーダーの仕方
- 最初は軽めのカクテルやビール、ノンアルコールもOK
- 「何かおすすめありますか?」と聞くのも自然
- 相手の好みにも気を配る(甘口・辛口・ノンアルなど)
オーダーの仕方は、デートだからと言って特に変わることはありません。
ただ、デートの場合は同席している相手がおり、その人のことに気を配ることが一番重要です。
特に相手がバーに不慣れな場合は、「好みの味(甘口、辛口)」や「お酒の強さ」などを聞いて、それをバーテンダーに伝えるなど、オーダーのエスコートをしてあげられると最高ではないでしょうか。
※オーダーの仕方についてはこちらの記事でも解説しています。
会話・マナー・気配り
- スマホはなるべく見ないようにする
- グラスの持ち方、乾杯の仕方に少し気を配る
- お店やバーテンダーにも敬意を払う
- 自分のペースで飲むと同時に、相手のことも気にかける
スマホをなるべく見ないというのは、デートという時点で当然のことかもしれませんね。
自分が話している時に、相手がスマホばかり見ていてはいい気分はしません。楽しくないのかなと不安にもなります。
また、バーの中でずっとスマホを見ているというのは、お店に対しても失礼だと捉えられる可能性もあります。
せっかくのバーでのデートですので、相手と一緒に非日常なバーの雰囲気を楽しんでください。
また、お酒を飲むペースは自分のペースを守るようにして、楽しく飲める量にしましょう。
と同時に、相手のドリンクが残り少なくなっていたら「もう一杯飲む?」などと声をかけて常に気にかけることも大切です。
スムーズなお会計と退店
- できればさりげなく会計を済ませる(カウンター会計など)
- お店を出たあと「今日は楽しかったね」と素直に伝える
お支払いは、相手が離席している際に先に支払いを済ませておくとスマートに見えます。
もし割り勘にする場合でも、一旦先に支払いを済ませておきましょう。
バーではお会計を別々での支払いには対応していないお店が多いためです。
そしてお店を出たあとは「今日は楽しかったね」「また行こう」「来てくれてありがとう」など、素直な気持ちや感謝を相手に伝えると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
デートでのバーのスマートな使い方について説明しました。
初めてのバーデートでも、ちょっとした心配りや事前の準備で、ぐっと印象的な時間になります。
緊張しすぎず、あくまで楽しむことが一番のコツです。
何より、一緒に過ごす相手のことを思いやることが一番大切なことではないでしょうか。
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