バーで提供されるカクテルには果物が添えられていたり、中に入っていたりすることも少なくありません。
その果物はどうするのがマナー的に正解なのでしょうか。
現場で焦らないように事前に知っておきましょう。
結論:食べてしまって問題ない
カクテルと一緒に出てくる果物類は食べてしまって問題ありません。
食べるタイミングもカクテルを飲みながらでも、飲み終わってからでも好きなタイミングでOKです。
また、グラスに添えられているレモンやライムのスライスなどは、好みによって搾ってグラスに入れるのが一般的です。特にくし形にカットされているものは搾り入れるのが前提となっています。
マティーニに入っているオリーブももちろん食べてOKです。
食べ終わった後の皮などは?
さて、カクテルの果物は食べてしまって問題がないと説明しました。
しかし、オレンジなどであれば皮、チェリーであれば種など、食べることができない部分が必ずありますよね。そういったものはどうすれば良いのでしょうか。
- 紙ナプキンに出して包む
- 小皿にのせておく
- コースターにのせておく
上記の方法であれば、どれでも問題はありません。
小皿がない場合は、紙ナプキンに。紙ナプキンがない場合はコースターに。という具合にその時の状況に応じて対応しましょう。
また、マティーニに入っているオリーブはピンで串刺しされていることが多いですが、使い終わったピンの置き場所も上記の3つのどれかで大丈夫です。
食べない方がいいものはあるのか?
ただし、カクテルと一緒に出てきたものでも、食べない方がよいものも一部あるので紹介しておきます。
1つは、螺旋状にカットされ、グラスに入れられてるレモンです。
これはホーセズネックという、ブランデーベースのロングカクテルに入っているものですが、香り付けと見た目を目的としたもので、皮の部分しか入っていません。
そのため、食べようとしても食べる部分がないので、グラスに入れたまま手をつけず、カクテルを楽しむのがよいでしょう。
もう1つは、果物ではありませんが、コーラルスタイルといわれるカクテルのグラスの側面についている塩や砂糖です。
ソルティドッグなどの、グラスの飲み口についている塩などは食べて問題がないのですが、側面のものはグラスデコレーションの意味合いですので、舐めてしまわなように気をつけましょう。
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