最近は女性が一人でバーに行くことも珍しくなくなりました。静かにお酒を楽しみたい夜、自分時間を大切にしたい時——そんな場にバーはぴったりです。
ただし、一人だからこそ気をつけたいポイントもいくつかあります。この記事では、女性が一人でバーに行く際の注意点をわかりやすく解説します。
バーの基本的なマナーや事前に知っておきたい心構えについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
1. お店選びは「雰囲気重視」+「評判チェック」
- SNSやGoogleマップのレビューで雰囲気を確認
- 「一人飲みにおすすめ」などの記載があるか
- ホテルバーやカフェバーは安心感がある
事前にSNSなどでお店の雰囲気や女性の口コミなどがあれば確認しておきましょう。
また、ホテルバーはホテルが責任を持って運営していることがほとんどなので、品質も安全も担保されていると言えます。
2. 過度な露出のある服装は避けよう
- オシャレは大切だが“隙”を見せすぎない
- 露出より「品のあるスタイル」が安心
- カジュアルすぎても浮くので注意
3. お酒のペースは自分でコントロール
- 酔いすぎると判断力が鈍りトラブルの元
- ストロング系より軽めのカクテルからスタート
- 水やおつまみも交えてペースを調整
自分の飲めるお酒の量を事前に理解してから出かけることが大切です。
また、普段は飲める人でもその日の体調などによって酔いやすかったりもします。
そのため、1杯目はアルコール度数が低めのロングカクテルなどから飲み始めるのも良いでしょう。
バーでは注文しないとお水が出てこないところもあるので、お水も頼んでおきましょう。
4. 知らない人との距離感には気をつけて
- 話しかけられても無理に盛り上がらない
- 会話を切り上げたい時の「上手な断り方」も用意しておく
- カウンターならマスターの近くが安心
バーには一人で来ているお客さんも多くいます。
お互いお酒も入って、話が弾むこともあるでしょう。そういった出会いを楽しむのもバーの醍醐味の一つと言えます。
しかし、どんなに気が合う人でも初対面の人です。一定の距離感を保つように注意しましょう。
また、海外ではドリンクに睡眠薬やドラッグを混入させ、意識を朦朧とさせて暴行や窃盗を行う事件が少なくありません。インターネットの普及により手軽に睡眠薬が手に入れられるようになり、日本でも同様の被害が出ています。
勧められたドリンクは飲まない、席を立つときはドリンクを飲み干してから、ということは意識しておいてください。
※実際の被害事例や被害にあった時の対処法はこちらのページを参照してください。
(内閣府 男女共同参画局のホームページへ遷移しますので「女性に対する暴力の根絶」→「レイプドラッグ」をご参照ください)
5. 帰り道までがバータイムです
- 飲みすぎたと感じたらタクシーを利用
- 帰りのルートを事前に確認
- 暗い道や人通りの少ない路地を避ける
バーで楽しい時間を過ごした後は帰路に着くだけ。
しかし、家に着くまでがバータイムということを忘れないでください。
バーからの帰りではなくとも、女性の夜の一人歩きは危険がつきものです。
治安の良い日本ですが、一人の女性を狙った事件は起こっています。
終電の時間を確認しておく、夜遅くなったらタクシーを利用するなど自衛にも注意を払ってください。
まとめ
今回は女性が一人でバーに行く時の注意点について解説しました。
女性が一人でバーに行くことは、特別なことではありません。ただし、“一人だからこそ”意識しておきたいこともあるのです。
上記のポイントを押さえておけば、不安を感じることなく、自分らしい時間を過ごせるはずです。安心して、素敵なバータイムを楽しんでくださいね。
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