カクテルやお酒の注文方法はわかったけど、好きなカクテルを好きなように注文して良いのだろうか?もしかしてカクテルも、1杯目はこれで、2杯目はこれ…というマナーがあるのかも!?
このページではカクテルを頼む順番についての説明をしています。
特にマナーはないが、気をつけたい点
カクテルを注文する際の順番には、特に明確なマナーなどはありません。
飲みたいものを飲みたい順に頼んで、楽しめば良いでしょう。
ただし、1杯目に味のしっかりしたカクテルを飲んでしまうと、2杯目以降のカクテルも1杯目の味に引っ張られて、せっかくのカクテルの味が充分に味わえないこともあります。
そのため、あっさり目のカクテルから段々としっかり目のカクテルを飲んでいく方が、カクテルそのものの味を楽しむことができるでしょう。
1杯目におすすめのカクテル
モスコミュール
ウォッカとジンジャーエール、それにライムを加えたロングカクテル。
ジンジャーエールの甘味と炭酸ですっきりとした味わいが特徴。
使用するジンジャーエールによって、カクテルの味も辛口、甘口と変化するところも面白いですね。
モヒート
グラスにミントの葉を入れて潰し、ラムとソーダ、ライムに適量の砂糖を加えたロングカクテル。
ミントの清涼感がサッパリとしていて特に夏にはおすすめの一杯です。
砂糖の量によって甘さを調節できるので、注文時に希望を伝えれば、自分好みの一杯を作ってもらうことができますよ。
ジントニック
ジンとトニックウォーターのみでできているシンプルなロングカクテル。
飽きのこない味で、シンプルが故にバーテンダーの腕が出ると言われています。
2杯目におすすめのカクテル
サイドカー
ブランデーにレモンジュース、ホワイトキュラソーを加えたショートカクテル。
もともと香り高いブランデーに柑橘系のリキュールが見事にマッチしており、フルーティで飲みやすい一杯。
女性にも飲みやすく、人気があります。
ダイキリ
ホワイトラムにライムジュースと適量の砂糖を加えたショートカクテル。
ラムベースのカクテルの代表格です。
砂糖が入るため、テイスト的にはやや甘めではありますが、ライムジュースの酸味により爽やかな味わいとなっています。
夏場には、シャーベット状にしたフローズンダイキリも人気があります。
ブラッディメアリー
ウォッカにトマトジュースを加えたロングカクテル。
甘味はほとんどなく濃厚で、トマトジュースによる爽やかな味わいとなっています。
アレンジによって、タバスコや塩、胡椒、ウスターソースなどを加えることもあります。
またトマトにより二日酔いに効果があるカクテルと言われています。
3杯目におすすめのカクテル
マティーニ
言わずも知れたカクテルの王様。
ドライジンにドライベルモットを加えたショートカクテルです。
爽やかさの中に苦味も感じる辛口の一杯です。
ジントニックと同様に、シンプルな構成な故にバーテンダーの腕が出ると言われています。
ギムレット
ドライジンにライムジュース、シュガーシロップを加えたショートカクテル。
柑橘系のスッキリとしたキレのある味わいが特徴のカクテルです。
ドライジンのかわりにウォッカを使ったウォッカギムレットもおすすめ。
アレキサンダー
ブランデーにカカオリキュールと生クリームを加えたショートカクテル。
チョコレートケーキのような甘い香りと、クリーミーな口当たりが特徴。
当然、甘口のカクテルとなっており非常に飲みやすいのですが、アルコール度数は約25%と高めなので、飲み過ぎには気をつけてくださいね。
【上級者向け】ベースを揃えたカクテルを注文する
カクテルは主に
①ベースとなるお酒
②ベース以外のお酒
③その他の材料
を合わせて作成されています。
その中の①ベースとなるお酒 を1つに決めて、2杯目以降も同じベースで作られているカクテルを注文するのは、なかなかのバー上級者です。
例えば、
ジンをベースにしたカクテルでは、ジントニック→ギムレット→マティーニ などで
ウォッカベースなら、モスコミュール→カミカゼ→バラライカ などです。
自分の好きなカクテルがある場合は、そのベースのお酒を調べて、同じベースのカクテルを頼んでみるところから始めてみるのもいいかもしれませんね。
コメント