オーセンティックバーでの会話マナーはどうすればいいのだろう…。
静かで落ち着いた空間が魅力の大人の社交場であるバーでの会話に困ったことはありませんか。
無理に話さず、静かにお酒を楽しむのが基本ですが、バーテンダーとのさりげない会話も楽しみのひとつでもあります。
この記事では、初心者でも自然にできるバーテンダーとの会話のコツをご紹介します。
無理に話す必要はない
まず大前提として、オーセンティックバーでは無理に会話をしなくてもまったく問題ありません。
静かにグラスを傾ける時間を楽しむのも立派な過ごし方です。
周囲の空気や音を味わうことこそが、バーの醍醐味ともいえるからです。
とにかくカクテル(お酒)のことを聞け!
もし少し話をしてみたいと思ったら、まずはカクテルのことを聞いてみましょう。
今自分が飲んでいるカクテルのことでもよし、他のお酒のことでもよし。
例えば、カクテルに使われているウォッカでも、何十種類もあります。そのうち、このお店で使われているのは、「どんなウォッカなのか?」や、「なぜそのウォッカを使っているのか?」など素朴な疑問でも尋ねることで会話が始まります。
その他、下に具体的な会話例を掲載しています。
- 「軽めのカクテルを探しているのですが、おすすめはありますか?」
- 「このカクテル、見た目も素敵ですね。どんなお酒が使われているんですか?」
- 「季節に合ったカクテルってありますか?」
- 「このお店の人気メニューは何ですか?」
- (カウンターなどに置いてあるお酒を指し)「これはどういう感じのお酒ですか?」
いずれも、お酒やメニューに関する質問なので、バーテンダーにとっても答えやすく、会話が広がりやすい話題です。
また、お酒についてバーテンダーから色々と教えてもらう良い機会です。お酒の見識を深めるチャンスにもなるのでおすすめの会話です。
注文するおすすめカクテルについては、こちらの記事でも紹介しています
会話のマナーに注意
会話が始まっても、バーテンダーが忙しい時や他のお客さんの接客をしている時は話しかけないのがマナーです。また、馴れ馴れしい態度やプライベートな質問は避け、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。
隣の人との会話について
バーカウンターに座っている隣のお客さんに話しかけるのはあまりおすすめしません。
バーには一人で来店されている方も多くおられます。
ひとりの時間をのんびりと過ごすというのもバーの楽しみ方の一つであり、こちらが話しかけることによってそれを妨げてしまう可能性があるからです。
しかし、他のお客さんと話すことが絶対にNGというわけではありません。バーテンダーと話していたら気がついたら隣のお客さんと話していた、なんてこともよくあります。
そういった場合などは、気兼ねなく会話を楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
オーセンティックバーでの会話マナーについて解説しました。
バーテンダーとの会話は、バーでの楽しみ方のひとつです。ただし、会話が目的になりすぎると、周囲の雰囲気を乱してしまうこともあります。
あくまで「お酒を通じた自然なやり取り」として楽しむように心がけましょう。
静かな空間で、良質なお酒とほんの少しの会話を味わう――それがオーセンティックバーの魅力です。
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